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幻の丸いG-SHOCKが帰ってきた! 夏の大人にもたらす、懐かしくも新しい感動

’80年代にファッションに目覚め、’90年代に青春を謳歌したオーシャンズ世代は「第一次G-SHOCK(以下Gショック)ブーマー」である。レア品番を追いかけ回していた当時、逆輸入的に市場に出回った品番「DW-5700」は、レアというだけでなく、丸いフェイスで武骨なGショックとは一線を画す意外な感動を与えてくれた。

そして2018年。ハードな使用に応えるスポーツラインG-LIDEから「5700」モデルが登場。懐かしさからくる感動、だけでなく、新しさという感動も携えて。その内容は、夏にぴったり、海にぴったり。そのレビューを、街と海を行き来するGショック好きなファッションディレクター、種市暁さんが行なう。

「Gショック初の丸型、通称“スティング”。当時の服屋はみんな好きでした」


種市さんのGショックとの出会いは10代中頃にまで遡る。初めて認識したのは、ご多分にもれず「DW-5600」、通称“スピード”モデルだったそう。これを手に入れるのと同時に、人生初の腕時計デビューを果たすことになる。

「服でも小物でも、初めて手に入れたもので今でもリアルに使えるものってほとんどない。40代前後のオッサンたちにとって大きな存在ですよ、Gショックは。ちなみに、Gショックをアイスホッケーのパック代わりに使って丈夫さをアピールしていたCMも衝撃でした。当時アメリカで放映されていたCMだったと思います」。

こうして、主流だった角形のGショックを愛用していた種市さんだが、Gショック初の丸型「DW-5700」、通称“スティング”モデルの登場で2度目の衝撃を受ける。

「当時、周りに服好きな仲間がたくさんいたんですが、彼らがみんな騒いでたんですよ。丸いGショックが出た!って(笑)。しかもスティングが愛用しているというオマケ付き。そりゃ夢中になりますよね。パネライ 時計 ベルトその後“ジェイソン”とか“フロッグマン”とか、いろんな人気モデルが出ますけど、そういう多彩なGショックの走りにもなったんじゃないですか」。



種市さんがGショックにハマった大きな理由のひとつが機能性。当時、すでにサーフィンに熱中していて、Gショックを着けて海に行くのがルーティンとなっていた。そんなときにハードに使っても、壊れたことは一度もなかったと言う。

「“サーファーあるある”だと思うんですけど、ウエットスーツを脱ぐときにクルマの上に時計を置いて、そのまま発車してしまう事件。僕もかなりの常習犯で、実はタイヤで踏んでしまったこともあるんですが……平気でした(笑)。この安心感はやっぱりほかには代えられない。僕にとってGショックは唯一無二なんです」。

「いろんなサマースタイルにマッチしそうなカラバリもいいですね」



この春、我々のもとに帰ってきた“スティング”モデルを着けた種市さんは、その懐かしさと久々に味わう高揚感にやや興奮気味。実は、今まで彼がGショックの復刻モデルとは意図的に距離を置いていたというのもその一因だ。

「要は天邪鬼ですよね(笑)。Gショックの名作復刻だから良いに決まってるし、絶対に人気が出る。だから、今までは“あぁ、オレ、当時を知ってるから”みたいにやせ我慢していたんですけど、実際に着けるとやっぱり魅力が実感できますね。定番の黒や白も着けやすくて良いんですけど、この青は気になります。今日みたいなワントーンスタイルの挿し色にもなるし、海に行くときにも良さそう」。

ということで、3色を着け比べ。確かに、いろんなサマースタイルにマッチする。

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